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写真1●EMCジャパン 代表取締役社長 大塚俊彦氏
写真1●EMCジャパン 代表取締役社長 大塚俊彦氏
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写真2●米EMC シニアバイスプレジデント アジア太平洋日本地域 プレジデント デビッド・ウェブスター氏
写真2●米EMC シニアバイスプレジデント アジア太平洋日本地域 プレジデント デビッド・ウェブスター氏
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 EMCジャパンは2014年12月10日、8日付で代表取締役社長に就任した大塚俊彦氏(写真1)の就任記者会見を開催した(関連記事:EMCジャパンの社長に元オラクルの大塚俊彦氏が就任へ)。新社長の抱負として大塚氏は、「自社を新定義することでEMCジャパンを変革し、第3のプラットフォームをリードするような企業を目指す」と述べた。

 第3のプラットフォームとは、「クラウド」「ビッグデータ」「ソーシャル」「モビリティ」を中心としたプラットフォームのこと。メインフレームが中心となる第1のプラットフォームや、クライアント/サーバーが中心となる第2のプラットフォームといった既存のプラットフォームについても、これまで通り「インフラベンダーとして堅牢で信頼性のあるシステム基盤を構築し続ける」(大塚氏)としながらも、今後のプラットフォームとして期待の大きい第3のプラットフォームにおいて、「顧客が競争力を発揮できる新事業や新アプリケーションを素早く創出できるよう、柔軟で俊敏なIT環境を提供したい」と話した。

 そのための具体的な取り組みとして、まずは「顧客との信頼関係を新定義する」と大塚氏。買収などによってEMCのビジネス領域が広がる中、「システムの企画から構築、運用までのライフサイクルに渡り、顧客にとって一番相談しやすい企業となり、顧客がビジネスの成果を実感できるようにしたい」とした。

 また、「パートナーとの関係も新たに定義したい」という。EMCが未開拓の市場にリーチするためにもパートナーとの関係強化は不可欠だとして、「パートナーと共に市場のカバレッジを広げたい。パートナーのビジネスと顧客の成功に貢献できるよう、よりWin-Winとなる共存関係を強めたい」と大塚氏は述べる。

 3点目の取り組みは、EMC社内に関することだ。EMCは、働きがいのある企業について調査を行うGreat Place to Work Instituteの調査にて、「2014年世界の働きやすい多国籍企業」ランキングで18位となっており、大塚氏はこれからも「社員の力を100%以上引き出せるようなダイナミックな企業環境を作り、社員が前向きに挑戦できるやりがいのある組織にしていきたい」としている。

 グローバル化にも注力するという。世界各国のEMCとの連携を強化し、グローバル企業としての強みを顧客にも提供するほか、さまざまな地域の人材や資産をフル活用したいとする。また、「EMCジャパンとしてもグローバルに貢献できる人材を輩出したい」との意気込みを示した。

 最後の取り組みとして大塚氏は、「市場におけるEMCのブランド価値を高めること」を挙げる。第3のプラットフォームを提供するに当たって最も信頼されるプレイヤーになれるよう、「EMCの提供できる価値な何なのか、分かりやすく発信していきたい」としている。

 新社長就任会見に伴い来日した米EMC シニアバイスプレジデント アジア太平洋日本地域 プレジデントのデビッド・ウェブスター氏(写真2)は、今回の社長交代の背景について、「日本は大きな変革期にある。その中でEMCジャパンも変革が必要だと感じ、これまでとは異なるリーダーシップとスキルを持つ人物を探した」と述べる。新社長に求めていたことは、「ハードウエア、ソフトウエア、サービス全てに経験があること。また、企業の変革を体験し、その中でも中心的な役割を果たした経験があること」だったという。大塚氏はこれらの基準を全て満たしていたとし、ウェブスター氏は「EMCジャパンが新たに成長する原動力となるだろう」と期待を寄せた。