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 日本IBMは2014年12月18日、同社の質問応答システム「Watson」を使ってデータを分析できるクラウド型サービス「Watson Analytics」の正式版の提供を開始すると発表した。利用者は分析したいデータをWebブラウザを通じてアップロードし、テキスト形式で質問を入力する。Watsonは質問の意味を理解してデータを分析、結果を図やグラフなどで表示する。

写真1●Watson Analyticsの利用画面
写真1●Watson Analyticsの利用画面
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 同社専務執行役員のヴィヴェック・マハジャン ソフトウェア事業本部長は「より多くのユーザーにWatsonの機能を利用してもらう」と狙いを語る。11月にベータ版の提供を開始しており、12月時点で2万2000人以上が利用しているという。

写真2●日本IBM 専務執行役員のヴィヴェック・マハジャン ソフトウェア事業本部長
写真2●日本IBM 専務執行役員のヴィヴェック・マハジャン ソフトウェア事業本部長
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 Watson Analyticsでは、データをアップロード後に利用者が「学歴と収入には関係があるか?」などと質問を入力すると、Watsonが自然言語処理の技術で意味を理解し、データを分析する。同社の統計解析ソフト「SPSS」や、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの「Cognos」などの機能の一部も搭載。統計解析の結果を可視化することも可能。

 対応する言語は英語のみで、日本語版の提供時期については未定。1ライセンス当たり月額4158円(税別)のパーソナル版と、機能を限定した無償版を用意。Webブラウザ(URL、利用時にはユーザー登録が必要)を通して利用できる。