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 ソニーモバイルは構造改革の一部としてモデル数の絞り込みを発表している。具体的には中国市場向けやミドルレンジのモデルを削減し、ハイエンド端末へとリソースを集中させていくとみられている。さらに今後はオペレーター市場への展開を強化し、各国のキャリアとの関係を強化していく構えだ。

 これに対してVAIOは、MVNO(仮想移動体通信事業者)と組むことで、オペレーター市場と対比されるSIMフリー市場へ向けて、スマートフォンを展開していくことになった。結果的にソニーとVAIOは、別々の市場ですみ分ける形になりそうだ。

 日本通信との協業についても、「独占的な契約ではないため、今後は大手キャリアを含め、別のパートナーと組む可能性もあり得る」(VAIO広報)という。パートナー拡大の可能性を残している格好だ。

 一方で、端末のすみ分けができるかどうかは気になるところだ。ソニーのスマートフォンといえばXperiaシリーズだが、VAIOというブランドにもまだソニーの面影が残っている。VAIOのスマホがXperiaに似たようなスペックのスマートフォンとして登場すれば、消費者の混乱を招く恐れがある。

 例えばVAIOのPC製品は、販売面でソニーマーケティングと提携しており、オンラインのソニーストアでは他のソニー製品と並んでVAIOが大きく扱われている。「VAIOの販売総代理店」との但し書きは加わったものの、VAIOブランドのPCの販売にソニーブランドを活用していることは間違いない(写真3)。

写真3●ソニーストアではVAIOが以前と変わらない大きな扱いを受けている
写真3●ソニーストアではVAIOが以前と変わらない大きな扱いを受けている
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 しかしVAIOのスマートフォンが同様の扱いとなるかどうかは、両社ともにノーコメントとしている。

VAIOスマートフォンは5インチのAndroid端末か?

 具体的にVAIOは、どのようなスマートフォンを発売しようとしているのだろうか。