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 SAPジャパンは2015年1月13日、中小企業向けのERPパッケージ「SAP Business One」の最新版となる「SAP Business One 9.1」と、「SAP Business One, version for SAP HANA 9.1」の提供を開始した。SAP Business One, version for SAP HANA 9.1は、SAP Business Oneを同社のインメモリーコンピューティングプラットフォーム「SAP HANA」に対応させたもの。

 SAP Business Oneの最新版では、生産時のリソース管理機能を追加したほか、複数の支店を単一の企業データベース内で管理できるようにした。また、SAP Business One, version for SAP HANA 9.1には、HTML5ベースのユーザーインタフェースアプリ「SAP Fiori」に基づいた業務役割別のコックピット機能を追加した。

 リソース管理機能では、製品生産時の労務や生産用機械などのリソース管理が可能。リソースマスターデータで労務や機械の日次能力時間を設定し、リソースの実行時間の計算や原価構成品目の設定ができる。これにより、生産能力のボトルネックを解消できるほか、より正確な製造コスト管理が可能になるという。

 複数支店機能では、本支店間や支店間での取引を仕入れと出荷の形式で処理する。データベースを支店ごとに分割する必要はなく、複数支店で共通のマスターデータを利用するため、情報が一元管理できるという。これらの機能は、SAP Business One 9.1およびSAP Business One, version for SAP HANA 9.1双方に追加されている。

 SAP Business One, version for SAP HANA 9.1に追加されたコックピット機能は、SAP HANAをベースにダッシュボードを構築、業務の役割別に高速表示する。複数のダッシュボードを組み合わせた複合ダッシュボードから別アクションの起動も可能だという。