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 米Twitterは現地時間2015年1月20日、モバイルマーケティングのインドZipDialを買収することで両社が合意したと発表した。新興国におけるTwitterの普及拡大を図る。

 ZipDialは2010年に設立された。料金がかからない不在着信を使ったマーケティング手段をパブリッシャーやブランド企業に提供している。消費者が目当てのブランドの電話番号に電話をかけて呼び出し中に電話を切ると、音声やSMS、あるいはアプリケーション通知でコンテンツが返信される。

 オンラインに常時接続をしていない人々や不十分なWi-Fi環境でしかオンラインに接続できない人々にとっては便利なデータアクセス手段となっており、ユーザーはZipDialを通じて映画やスポーツの試合に関する情報、オーディオプログラム、著名な俳優や政治家などのツイートといったさまざまなコンテンツにアクセスしている。

 ブラジル、インド、インドネシアなどの国々では今後数年で数十億人が初めてインターネットに接続し、多くの人々にとって最初のオンライン体験はモバイル端末を介したものになると見られている。しかし「費用の問題が障害となり、人々がインターネットの真のパワーを享受できない可能性もある」とTwitterは指摘。ZipDial買収はこうした課題を解決し、より多くの人々がモバイル端末で優れたTwitter体験を楽しめるようになるとしている。

 米Wall Street Journalによると、ZipDial買収は、Twitterにとってアジアで初の企業買収となる。買収後もZipdialの従業員56人は全員、引き続きバンガロールを拠点とする。

 買収金額については両社とも明らかにしていないが、米Businessweekは「約3000万ドルで合意した」と伝えている。

[発表資料(Twitterの公式ブログ)]
[発表資料(ZipDialのプレスリリース)]