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 日立製作所は2015年2月11日、同社の米子会社である日立データシステムズを通じて米ペンタホを買収すると発表した。ペンタホはデータの分析やグラフの作成などをマウス操作などで支援するOSS(オープンソースソフトウエア)「Pentaho」を開発・販売している。日立は今回の買収により、「ビッグデータの利活用基盤の構築を支援し、社会イノベーション事業のグローバル展開を加速する」とする。

 PentahoはOSSの強みを生かし、同じくOSSでビッグデータ処理の「Hadoop」との連携などを得意としているビッグデータ分析ソフト。マウス操作を中心にビッグデータを集計したり、レポートを作成したりできるほか、統計解析の機能も搭載する。いわゆる「超Excelソフト」の一つである。SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)としても提供しており、世界で180カ国、1200社の顧客企業がいる。

 日本ではIT企業のKSKアナリティクスがPentahoの総代理店を務めており、日本語化などを推進してきた。KSKアナリティクスの森本好映社長は、「買収以降も当社が製品の日本語化、販売サポートを続けていく。ビジネス面に変わりはない」とのコメントを発表している。

 買収金額は非公表。買収は15年6月末までに完了する計画だ。