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 「Apple Watch」は、発売初年の出荷個数が競合メーカーの合計を上回り、世界スマートウオッチ市場拡大の起爆剤になる可能性がある――。こうした予測を米国の市場調査会社、Strategy Analyticsが現地時間2015年3月5日に公表した。

 Strategy Analyticsによると、2014年におけるスマートウオッチの世界出荷個数は460万個だった。これが2015年は前年比6.1倍の2810万個になると同社は見ている。このうちApple Watchの出荷個数は1540万個で、世界市場の大半(54.8%)を占めると予測する。

 同社はその根拠として、Appleのブランド力、忠実なファン層、小売り事業の規模、アプリケーションのエコシステムを挙げており、これらがApple Watchの堅調な販売につながるとしている。ただし、その初代モデルは必ずしも完璧とは言えないと、同社は指摘している。

 例えば、ハードウエアデザインは、中国Huawei Technologies(華為技術)が先ごろ発表したAndroid Wear搭載スマートウオッチ「Huawei Watch」などのライバル端末に比べて、魅力が劣る可能性があるという。また、そのバッテリーの持ち時間は、腕時計に慣れ親しんでいる人が求める水準ではない。割高な価格設定も一般消費者向け製品としては、課題となる可能性があるという。Appleが競合メーカーの一歩先を進むためには、その第2世代モデルを、目に見える形で改善する必要があると、Strategy Analyticsは指摘している。

 Appleは米カリフォルニア州サンフランシスコで3月9日(現地時間)に特別イベントを開催する。このイベントで同社は、これまで明かさなかったApple Watchの発売日や各モデルの価格、機能詳細といった情報を公開すると見られている(関連記事:US NEWSの裏を読む - いよいよ登場「Apple Watch」、iPhoneに続くヒットになるのか)。

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