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 米セールスフォース・ドットコムは2015年3月9日(現地時間)、米アップルの「Apple Watch」で使えるクラウド型業務用ソフトウエア「Salesforce for Apple Watch」を発表した。同日にアップルの発表イベント(関連記事:Apple Watchの発表イベントを振り返る、日本含む9カ国で4月24日出荷)でも披露された。4月以降に順次提供を始める。業務用途でウエアラブルデバイスを活用したい企業や開発者を取り込むことで、自社製品の利用拡大を図る。

写真●「Salesforce Analytics Cloud for Apple Watch」のイメージ
写真●「Salesforce Analytics Cloud for Apple Watch」のイメージ
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 Salesforce for Apple Watchは、主に3つの要素で構成される。

 1つ目は「Salesforce Analytics Cloud for Apple Watch」で、業務データ分析ツールである「Analytics Cloud」からの出力を、小さな画面でも見やすい数値やグラフで表示できる(写真)。スワイプ操作で別の画面に切り替えたり、音声検索でデータを検索したりする機能も用意する。

 業務システム開発基盤「Salesforce1」(関連記事)のApple Watch版に当たる「Salesforce1 for Apple Watch」。これが2つ目の要素だ。顧客サービス担当者に緊急の呼び出し案件を伝えたり、マーケティング担当者に目標達成を知らせたりする用途を想定している。

 3つ目は「Salesforce Wear Developer Pack for Apple Watch」。ウエアラブル機器向けアプリ開発者用ツール群「Salesforce Wear Developer Pack」の一部として提供する(関連記事:米Salesforce.comが「Wear」発表、企業ITでウエアラブル端末を使いやすく)。Apple Watch向けアプリの開発に適したサンプルプログラムやSalesforce1と接続するためのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)などを提供し、開発者の便宜を図る。

米セールスフォース・ドットコムの発表資料(英語)