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画面●「Messenger」での送金手順
画面●「Messenger」での送金手順
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 米Facebookは現地時間2015年3月17日、メッセージングアプリケーション「Messenger」に、送金機能を追加すると発表した。今後数カ月かけて、米国で利用可能にする。

 同機能を使用するには、まず最初に米国の銀行が発行する米Visaあるいは米MasterCardのデビットカードをアカウントに追加し、PINを設定する。

 送金する場合はMessengerのメッセージ投稿画面で「$」アイコンをタップし、金額を入力して画面右上の「Pay」をタップする(画面)。受け取る側は、メッセージ内の「Add Card」をタップするだけでよい。入金には1営業日~3営業日かかる。手数料は無料。

 新機能はAndroid版とiOS版、およびデスクトップ版に導入する予定。iOS版では、PINの代わりにiOSデバイスの指紋認証機能「Touch ID」を使用できる。

 Facebookは以前より決済機能を提供しているが、ユーザー間の送金機能はこれが初めて。Facebookが昨年6月に、米eBay傘下の決済事業PayPalで社長を務めていたDavid Marcus氏をメッセージング製品部門担当バイスプレジデントに迎えている(関連記事:PayPal社長がFacebookのモバイルメッセージング責任者へ)ことから、今回の新機能はある程度予想されていたと米Wall Street Journalは報じている。

 米国では多数の個人間送金サービスが登場しているが、市場はまだ小さい。大規模なユーザーベースを持つFacebookの参入はこの市場を大きく揺さぶることになる(米New York Timesの報道)。

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