PR
写真●大阪ガス情報通信部ビジネスアナリシスセンター所長の河本薫氏(左)と日本航空Web販売部1to1マーケティンググループアシスタントマネジャーの渋谷直正氏(写真:井上 裕康)
写真●大阪ガス情報通信部ビジネスアナリシスセンター所長の河本薫氏(左)と日本航空Web販売部1to1マーケティンググループアシスタントマネジャーの渋谷直正氏(写真:井上 裕康)
[画像のクリックで拡大表示]

 「データ分析をする前の段階で勝負は決まっている」。2015年3月17日、大阪ガス情報通信部ビジネスアナリシスセンター所長の河本薫氏と、日本航空Web販売部1to1マーケティンググループアシスタントマネジャーの渋谷直正氏はこうした共通認識を示した。2人は日経情報ストラテジー主催の「データサイエンティスト・ジャパン2015」で対談した。

 河本氏は大阪ガスの、渋谷氏は日本航空のデータ活用をそれぞれけん引している。2人は日経情報ストラテジーが毎年選出する「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」の初代受賞者と第2代受賞者でもある(写真)。

 対談で河本氏が強調したのが構想力。どこの事業部がどんな風にデータ分析の結果を活用するのかといったところまで構想できていないと、現場に使ってもらうことは難しい、という考えを示した。加えて、「成功までの道筋を描くことが重要だ」(河本氏)と指摘した。

 一方、渋谷氏が力を込めたのは、実データを使うことの重要性だ。サンプルデータを使っても、データ分析担当者のモチベーションにつながらず、大幅な知識やスキルアップは望みにくいという。あくまで勉強にとどまってしまうからだ。データ分析を実際の施策に生かすことができれば、「少しでも効果が上がればうれしい」(渋谷氏)ため、次にデータ分析を手掛けようという意欲につながる。

 対談のモデレーターは日経情報ストラテジー編集長の小林暢子が務めた。