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 米Ooyala(ホームページ)は、「Global Video Index Report」の最新版(2014年第4四半期、2014年10月~12月)を発表した。同レポートは、Ooyalaプラットフォームで配信されている動画を視聴する世界中の約2億2000万人の匿名化された視聴傾向を分析し、四半期ごとに公開しているもの。今回は、「動画視聴のモバイル化がさらに顕著に」「動画広告の収益化ではPCが首位を維持」といった内容が報告された。

 レポートによると、スマートフォンとタブレットは、全オンライン動画視聴の34%を占めた。 スマートフォンらで再生された動画は、本数ベースで2013年第4四半期からほぼ倍増したという。OoyalaのCEOであるJay Fulcher氏は、「この傾向は、放送局やパブリッシャーに、コンテンツ、配信する広告の視聴体験をモバイル志向の強い視聴者に合わせてパーソナライズすべき絶好の機会が到来していることを示している」「モバイル重視路線(モバイル・ファースト)をとる企業が、消費者へのリーチや収益を最大化し、市場で優位に立つことができる」とする。

 このレポートに含まれる欧州市場のデータは、広告配信プラットフォームをOoyala傘下で運営するVideoplazaから取得した情報である。それによると、全視聴デバイス中、放送局とパブリッシャー(放送局を除く様々な動画配信事業者)の広告視聴数では1位のデスクトップPC、スマートフォンが2位になっている。

 特に2014年12月には、欧州のパブリッシャーのオンライン広告全体で、スマートフォンが生んだインプレッション数のシェアは35%で、14%のタブレットの2倍を超え、51%のデスクトップPCを射程内にとらえたと位置づける。 一方、放送局の広告は、スマートフォンとタブレットがそれぞれ全インプレッション数の12%で、シェアの大半に相当する76%はPCがはじき出している。これは パブリッシャーのコンテンツは、スマートフォンとタブレットと相性の良い短編から長編動画まで幅広いのに対して、放送局は長編コンテンツが主体であることが要因と分析する。

 レポートでは、このほかに「スマートフォンでの広告インプレッション数増加や、モバイルデバイスが10分を超える長編コンテンツの視聴端末として好まれるようになってきていることから、コンテンツプロバイダーにとってあらゆる端末で広告インプレッションを増加する好機であることを示唆している」といった分析を紹介している。

 Ooyalaは、豪Telstra社の子会社で、あらゆるデバイスに向けてパーソナル化された動画視聴サービスを提供できる基盤を提供している。合わせて、オンラインによる動画の公開、管理、分析、収益化に関する分析情報を動画配信事業者に提供している。Ooyala社の技術の利用企業は、日本テレビ放送網、毎日放送、Univision、Foxtel、Comedy Central、NBC Universal、Telstra、ESPN、Telegraph Media Group、Telefonica、The North Face、Rolling Stone、Dell、Sephoraなど。