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現在のGoogle GlassのWebサイト
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 米Googleのめがね型ウエアラブル端末「Google Glass」の新モデルがイタリアLuxottica Groupとの提携のもと開発されており、製品がまもなく登場するもようだと、複数の海外メディア(米CNET米The Vergeなど)が現地時間2015年4月24日、米Wall Street Journalの記事を引用して伝えた。

 Luxotticaは傘下に「Ray-Ban」や「OAKLEY」などのブランドを持つ大手めがねメーカー。これまで初代Google Glass用フレームの開発でGoogleと協力関係にあったほか、2015年中にも傘下ブランドからGoogle Glass向けモデルをリリースする予定と伝えられていた(関連記事:米Intelと伊Luxottica、メガネ型ウエアラブル端末の研究開発で提携)。

 Wall Street Journalによると、LuxotticaのMassimo Vian最高経営責任者(CEO)は4月24日に開催した株主総会で、同社がGoogleと協力し、Google Glassの“バージョン2”を準備していることを明かした。ただし同氏は発売日などの詳細については述べなかった。Googleの広報担当者も同社のチームがGoogle Glassの将来モデルの開発を進めていることを認めたが、詳細に関するコメントは控えた。

 Googleは2015年1月、Google Glassプロジェクトを次世代製品研究部門「Google X」から切り離し、個別の部門に移管すると発表した。これに伴い、ベータテスター向け製品「Explorerエディション」を1500ドルで販売する早期導入プログラム「Explorer Program」を中止した。同社はこのとき、準備が整い次第、新版を公表すると説明した。この決定は、Googleが消費者向けGoogle Glassをいったん諦めたことを意味するなどと報じられた。

 ところが、同社のEric Schmidt会長は2015年3月にそうした報道を否定。Google Glass部門は現在Tony Fadell氏の管理下に置かれているが、それは「ユーザー向けの製品を準備するため」と説明した(関連記事:「GoogleはGlassを諦めていない」、 Schmidt会長が米紙に語る)。

 ちなみにLuxotticaと米Intelは2014年12月、両社がめがね型ウエアラブルコンピュータの研究開発に関し複数年の提携を結んだと発表した。これについてWall Street Journalは、Intelとの提携による最初の製品は2016年2~3月に発売される予定と、Vian CEOが24日の株主総会で述べたと伝えている(関連記事:米Intelと伊Luxottica、メガネ型ウエアラブル端末の研究開発で提携)。