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 米Microsoftは現地時間2015年5月11日、海底ケーブルネットワークへの投資について発表した。クラウドサービスの強化に向け、インフラの拡充を図る。

 Microsoftは、海底ケーブルプロバイダーの米Hibernia NetworksおよびアイルランドAqua Commsと提携を結んだ。両社の大西洋横断ケーブル敷設にそれぞれ出資し、自社データセンター間の接続強化に使用する。より高速で大容量かつ低レイテンシーのデータ配信を提供できるようにする。

 Hiberniaはカナダ、アイルランド、英国を結ぶ海底ケーブルを運用しており、新たに高速ケーブル「Hibernia Express」を構築している。Aqua Commsは米国とアイルランドおよび英国を結ぶ「America Europe Connect(AEConnect)」を構築中で、MicrosoftはAEConnectの最初の顧客となる。

 またMicrosoftは、アジア通信大手のコンソーシアムに参加し、米国、中国本土、韓国、台湾、日本をつなぐ太平洋横断ケーブルネットワーク「New Cross Pacific(NCP)Cable Network」に出資する。NCP Cable Networkにより、顧客へのデータ接続を高速化し、競争力のある価格を提供できるようになるとしている。同コンソーシアムには、中国China Mobile(中国移動)、中国China Telecom(中国電信)、中国China Unicom(中国聯通)、台湾Chunghwa Telecom(中華電信)、韓国KT、ソフトバンクモバイルと、AEConnec構築も手がけるケーブルサプライヤーの米TE SubComなどが参加している。

 Microsoftが4月に発表した2015会計年度第3四半期(2015年1~3月)の決算では、「Azure」や「Office 365」を含む企業向けクラウド事業は、売上高が前年同期比106%増加した(関連記事:Microsoftの1~3月決算は増収減益、クラウド好調で市場予測は上回る)。

[発表資料(Microsoftのプレスリリース)] [発表資料(Hiberniaのプレスリリース)] [発表資料(Aqua Commsのプレスリリース)] [発表資料(Chunghwa Telecomのプレスリリース)]