PR
写真●EP8000シリーズのラックの外観
写真●EP8000シリーズのラックの外観
[画像のクリックで拡大表示]

 日立製作所は2015年5月19日、UNIXサーバー「EP8000」シリーズの中級モデル「E850」(写真)を発表した。CPUに最新のPOWER8を搭載するなどで、従来機「750」と比べて処理能力を約1.8倍に高めた。さらに、上級モデルのように需要に合わせてCPUとメモリーを増減できるようにした。5月21日から販売を開始し、7月31日に出荷する。

 EP8000シリーズは、企業の基幹業務などで使われる、SMP(対称型マルチプロセッシング)構成のUNIXサーバー機(関連記事:日立、UNIXサーバーの全クラスにPOWER8を搭載)。ハードウエア仕様は米IBMのPower Systemsと同じで、日立製作所が自社ブランドで提供する。最大6コアから最大128コアまで全5種をラインアップする(記事末の表)。

 特徴は、4Uラックマウントの省スペース型の中級モデルながら、上級モデルゆずりの柔軟性と信頼性を持つこと。システムを稼働させたまま需要に合わせてCPUとメモリーを増減するCoD(キャパシティオンデマンド)機能や、メモリー障害時に未使用のメモリーモジュールにデータを移動してシステム停止を防ぐ機能を備えた。こうした機能は、従来機750にはなかった。

 POWER8(3.72GHz)を2~4個(16~32コア)搭載する。メモリーは最大2Tバイトで内蔵ストレージは最大11.1Tバイト、I/OのPCIスロットは11個。価格(税別)は、最小構成で3031万9000円。サポートOSはAIXとLinux。E850と共通のハードウエア「IBM Power System E850」を日本IBMが5月12日に発表済み(関連記事:需要に合わせてCPUなど増減自由 日本IBMが新サーバー)。

表●EP8000シリーズのラインアップ(POWER8搭載モデル)
クラスモデル名CPUコア数CPUの周波数
ハイエンドE8808~1284.35GHz
ミッドレンジE8708~644.02GHz
E85016~323.72GHz
エントリーS8246/8/12/16/243.52/3.89/4.15GHz
S81463.02GHz