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写真1●会見する日本IBMのソラッゾ理事(左)とサムライインキュベートの榊原CEO(右)
写真1●会見する日本IBMのソラッゾ理事(左)とサムライインキュベートの榊原CEO(右)
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 日本IBMは2015年5月19日、国内のベンチャー企業を支援する「IBM BlueHub」の第二弾を始めたと発表した。ベンチャーキャピタルと組み、創業3年以内のベンチャーを対象に有望な企業を選考。クラウドサービスを無償提供したり、資金調達やマーケティングを支援したりする。従来の協業企業であるサムライインキュベートに加え、新たにサイバーエージェントなどとも協業。起業支援を通じて、自社の事業成長につなげる狙い。

 BlueHubの第一弾は、ビッグデータ関連で昨年9月に実施。今回はIoT(モノのインターネット)関連を中心に起業を募集する。8月をめどに5社程度を選考する計画だ。

 会見した日本IBMのキャサリン・ソラッゾ理事は「革新的な事業に取り組む企業の支援を通じて、当社の事業も成長できる」と意気込みを語る(写真)。昨年から同施策に参加しているサムライインキュベートの榊原健太郎CEOは「高度なサイバーセキュリティなど、IoT時代の先を見越したサービスの登場を期待する。IBMといっしょに、世界を席巻するサービスを作りたい」としている。

 主な支援内容はサービス開発に必要なクラウドサービスの無償提供、ベンチャーキャピタルや投資家の紹介、同社社員による技術支援、人材交流や政府機関との連携の支援、広報やマーケティングの支援など。クラウドサービスは、システム開発環境の「Bluemix(ブルーミックス)」やIaaSの「SoftLayer(ソフトレイヤー)」などで、半年程度使える。

 同施策を加速させるため、サイバーエージェント・クラウドファンディングおよび経済産業省とこのほど協業。サイバーエージェント・クラウドファンディングはネットを通じた資金調達サービス「Makuake(マクアケ)」を運営しており、選考企業の資金調達を促す。経産省からは講師の派遣や企業の選考などに協力してもらうという。