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写真1●8Kの衛星放送実験に関する展示
写真1●8Kの衛星放送実験に関する展示
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写真2●8K放送の生中継のデモ
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写真3●8K対応ハイブリッドキャストのデモ
写真3●8K対応ハイブリッドキャストのデモ
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 NHK放送技術研究所は2015年5月26日、研究成果を公開するイベントである「技研公開2015」のプレスプレビューを開催した。今年の技研公開では、「究極のテレビへ、カウントダウン!」をテーマにして、2016年からの試験放送を控える8K放送など26項目の展示を公開する。

 1階の入り口から入ってすぐのスペースには、NHKが技研公開に合わせて実施している8Kの衛星放送実験に関する展示を集中させた(写真1)。制作機器(8Kカメラシステムなど)や符号化・復号化装置、衛星伝送システム、8K広色域液晶ディスプレイなどを公開している。

 会場では、8K放送の生中継のデモを行っている(写真2)。レインボーブリッジやお台場海浜公園といった港区・台場の風景を視聴できるようにして、撮影から送出、衛星を使った伝送、受信に至るまでの放送全体を8K対応機器でカバーできるようになった点をアピールしている。

 8Kと放送・通信連携サービスを融合させた「8K対応ハイブリッドキャスト」の展示も行っている。HTML5ブラウザーを8Kの大画面に用いて、複数の高精細画像を同時に再生したり、ハイブリッドキャストアプリのきめ細やかな表現を実現したりといったことを可能にした。会場では、放送している歌番組の視聴中にハイブリッドキャストを利用してステージの構成図を表示するといったデモを実施している(写真3)。

 このほかに高度番組制作技術(多視点ロボットカメラなど)や、インターネットを活用した新たな放送技術(インターネット動画視聴プレーヤーとコンテンツ配信技術など)、人にやさしい放送技術(気象電文を用いた手話CG自動生成システムなど)といった展示を行う。「技研公開2015」の一般公開は、2015年5月28日から同月31日にわたり実施される。

[「技研公開2015」のWebサイトへ]