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Amazon ElementsのWebページ
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 米Amazon.comが、プライベートブランドの商品に牛乳やシリアル、ベビーフードなどの食料品を加える計画だと、複数の米メディア(米CNET米The Vergeなど)が、米Wall Street Journalの2015年5月28日付の記事を引用して伝えた。

 米Amazon.comは2014年12月に「Amazon Elements」と呼ぶプライベートブランドを立ち上げ、赤ちゃん用の紙おむつとおしりふきの販売を始めた(発表資料)。Wall Street JournalによるとAmazon.comは2015年5月、このブランドの商標保護の対象に25種以上の商品を加える申請を行った。これには、コーヒー、スープ、パスタ、飲料水、サプリメントなどの食品のほか、かみそりや洗剤といった家庭用品が含まれている。

 またWall Street Journalは事情に詳しい関係者の話として、Amazon.comはプライベートブランド食品の製造を手がける数社と交渉をしていると伝えている。その中には年商30億ドルの米大手TreeHouse Foodsも含まれるという。

 米国の消費者が2014年にプライベートブランド商品に費やした金額は1200億ドルで、前年から2.1%増えている。Amazon.comの競合である米Costco Wholesale、米Walmart、米Targetはいずれもプライベートブランドで大きな収益を上げており、Amazon.comもこの分野の商品を拡充し利益向上を狙うのではないかとCNETなどは伝えている。

 報道によると、Amazon.comが商品をいつ拡充するのか、あるいはどのような方法で販売するのかについては今のところ分からない。同社には生鮮食料品のネット通販「AmazonFresh」があることから、同サービスの顧客に向けるのではないかと、CNETなどは伝えている。同社は現在AmazonFreshのサービスを、太平洋岸北西部、南カリフォルニア、北カリフォルニア、ニューヨーク、フィラデルフィアで提供している(関連記事:Amazon.com、サンフランシスコで生鮮食品を扱う「AmazonFresh」を開始)。