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図●HANAマイグレーションサービスの概要(出典:SCSK)
図●HANAマイグレーションサービスの概要(出典:SCSK)
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 SCSKは2015年6月15日、インメモリーデータベース「SAP HANA」やSAP HANAベースの業務アプリケーション「S/4 HANA」への移行を支援する「HANAマイグレーションサービス」()を発表した。2015年7月に提供開始する。SCSKのIaaS型クラウドサービス「USiZE」の上に検証環境を構築できるのが特徴だ。販売目標は、2016年3月末までに10社。

 ユーザー企業のデータベースやERP(統合業務ソフト)を、SAP HANAやS/4 HANAの環境に移行するSIサービスである。最大の特徴は、移行作業だけでなく、SCSKのクラウド上に検証環境を構築して提供すること。SCSKがクラウド上でSAP ERPの検証環境を提供するのは、今回が初めて。移行元のサービスはSAP ERPが中心となるが、これ以外にも対応できるものがあるとしている。

 検証環境を簡単に作成するためのツールとして、ある時点の本番環境のコピーを検証環境にオンデマンドでコピーする「コピー環境生成ツール」も用意した。このツールを使うと、本番環境を新しいシステムに切り替える際のダウンタイムを少なくできるとしている。また、検証完了後はオンプレミスの本番環境などにシステムを持っていけるほか、本番環境をクラウドに移行する場合は、検証環境をそのまま本番環境として運用することもできる。

 クラウド上では、移行前にS/4 HANAの使い勝手などを確認できるショールームもクラウド上で提供する。SAPの会計アプリケーション「Simple Finance」やビジネスアプリケーション群「Fiori」など、S/4 HANA環境で動作するアプリケーションのデモンストレーション環境を無償で利用できる。さらに、有償となるが実際のユーザー企業のデータなどを使ったデモも可能である。