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写真●Apple Musicの3カ月無料トライアル開始を告げる、アップルのサイト
写真●Apple Musicの3カ月無料トライアル開始を告げる、アップルのサイト
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 米Appleは予定通り、現地時間2015年6月30日に定額制音楽配信サービス「Apple Music」を開始した(写真)。月額利用料は9.99ドル(日本では980円)。最大6人が共有できる月額14.99ドル(日本では1480円)のファミリープランも用意している。最初の3カ月間は無料トライアル期間となる。

 iOS搭載デバイスからは、同日リリースされた「iOS 8.4」にアップデートすることでアクセスできる。「Mac」パソコンやWindwosパソコンからは、最新の「iTunes」ソフトウエアを通じて利用可能。Androidには秋に対応する。

 登録ユーザーは、3000万曲にのぼるApple Musicのライブラリーから制限なくストリーミング聴取できるほか、自身の所有する音楽ライブラリーを追加したり、エキスパートのおすすめを受けたりできる。オフラインの音楽再生にも対応する。著名なDJが24時間ライブ配信するラジオステーション「Beats 1」、アーティストがファンに情報発信する「Connect」などにもアクセスできる。

 自身のライブラリーからアップロード可能な楽曲数は最大2万5000曲だが、次期モバイルOS「iOS 9」以降は10万曲に引き上げることも検討中だと、同社インターネットソフトウエアおよびサービス部門担当上級バイスプレジデントのEddy Cue氏が先週、自身のTwitterアカウントで明かしている(関連記事)。

 また、有料登録しなくても、Apple IDを使ってログインすることでBeats 1の聴取とConnectの閲覧およびフォローが行える。無料版のBeats 1に広告が付くか、あるいは機能が制限されるかは不明。

 トライアル期間が終了すると、ユーザー自身がiTunesで登録解除しない限り、自動更新される(米Forbesの報道)。

 AppleはApple Musicで1億人の登録を目指しているようだが、米USA TODAYは、目標には届かないと見る音楽アナリストの意見を紹介している。ユーザーの大半がトライアル期間終了とともに解約することが予想され、「2000万〜4000万人が登録すれば成功と言える」と同アナリストは述べている。

 また米Mashableは、機械的に選曲するのではなく、DJ自らが曲を選んでリスナーに届けるBeats 1を評価している。一方米re/codeは、「単に膨大な音楽カタログを提供するだけではない魅力的なサービス」としながらも、「すべてを詰め込みすぎて、Appleにしては珍しく非常に分かりづらい」と批評している。