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 米Amazon.comのクラウド事業Amazon Web Services(AWS)は現地時間2015年7月13日、新たな風力発電所の建設に関して、スペインIberdrola傘下の米国再生可能エネルギー事業Iberdrola Renewablesと提携したと発表した。

 提携のもと、米ノースカロライナ州に208メガワット(MW)の風力発電所「Amazon Wind Farm US East」を建設する。同発電所は2016年12月の稼働開始を目指す。当初の電力量は約67万メガワットアワー(MWh)で、6万1000以上の米国世帯の年間電気使用量に相当するという。ここで生成された電力は、既存および将来のAWSクラウドサービス向けデータセンターで使われる。

 Amazon.comは2014年11月に、世界におけるAWSインフラの使用電力を100%再生可能エネルギーにするという長期的取り組みを発表した。2015年4月に約25%の再生可能エネルギー化を達成し、その際、2016年末までに40%以上を再生可能エネルギーに置き換える目標を掲げた。

 同社は、2015年1月に米インディアナ州に風力発電所「Amazon Wind Farm(Fowler Ridge)」(電力量は年間50万MWh)を建設する計画を、6月に米バージニア州に太陽光発電所「Amazon Solar Farm US East」(同年間17万MWh)を建設する計画を明らかにしている。今回発表したAmazon Wind Farm US East計画と合わせると電力量は130万MWhを超え、12万2000以上の米国世帯の電気使用量に相当する。

 米大手IT企業のデータセンターにおける再生エネルギー導入は加速しており、米Facebookは今月初め、すべての電力を再生可能エネルギーでまかなう新データセンターを米テキサス州フォートワースに建設する計画を発表している(関連記事:Facebook、テキサス州に新データセンターを建設へ)。

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