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 米IBMは現地時間2015年8月6日、医療向け画像処理の米Merge Healthcareを10億ドルで買収する計画を明らかにした。IBMのコグニティブコンピューティング技術「Watson」とMergeの技術を組み合わせ、医療分野向け事業の拡充を図る。

 両社合意のもと、IBMはMergeの株式1株につき現金7.13ドルを支払う。買収成立には当局やMerge株主などの承認を得る必要があるが、年内の手続き完了を見込んでいる。

 IBMは、Watsonを医療分野に応用する新事業Watson Healthを4月に立ち上げて以降、公衆衛生管理ソフトウエアの米Phytel、医療データのクラウドサービスを手がける米Explorysの買収を発表しており、主要な医療関連の買収はMergeが3件目となる。

 IBMによると、米国で7500カ所以上の医療施設や世界の医療研究機関などがMergeの技術を採用しており、IBMの医療用データ分析クラウドサービス「Watson Health Cloud」を組み合わせることで、現在および過去の画像や電子カルテの記録、ウエアラブル端末で収集したデータなどから、患者に合った適切な判断を下せるようになるとしている。

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