PR
競合他社との料金比較を示すエックスモバイルの木野将徳社長
競合他社との料金比較を示すエックスモバイルの木野将徳社長
[画像のクリックで拡大表示]
同社が販売するBlackBerry Classic
同社が販売するBlackBerry Classic
[画像のクリックで拡大表示]

 MVNO(仮想移動通信事業者)のエックスモバイルは2015年8月10日、データ通信基本料に一定回数の通話料金が含まれる、準定額通話制の料金プランを8月17日から提供すると発表した。準定額通話制のサービスは、MVNOでは初めてという。

 同社の格安SIMサービス「もしもシークス」に新料金プランを加え、SIM単体のほか端末とセットで販売する。新料金プランは、月額基本料1980円の「基本コース」、同2980円の「あんしんコース」、同3980円の「まんぞく」コースの3種類を用意した。

 1980円の基本コースは、容量1Gバイトのデータ通信と1回当たり最大3分・月間30回までの通話を、基本料の範囲で制限なく利用できる。1Gバイトを超えたときの帯域制限は最大200kビット/秒。また3分以上や31回目以降の通話は、30秒当たり19.9円の通話料が追加で課せられる。

 2980円のあんしんコースは、制限のないデータ通信容量が7Gバイト、無料通話の時間が1回最大5分と増量される。月間30回の通話回数や、超過したデータ通信速度や通話料は基本コースと同じ。

 3980円のまんぞくコースは制限のないデータ通信容量が7Gバイトとあんしんコースと同じだが、無料通話が1回最大10分、月間回数が100回に増量される。超過の扱いは基本コースなどと同じ。

 通話サービスは割安の中継回線を用いることで割安な準定額制を実現した。既存の電話帳などを利用できる専用アプリを開発しており、相手先番号の頭に自動で事業者識別番号(プレフィックス)を付けることで、中継回線であることを意識させないようにした。

 エックスモバイルの木野将徳社長は、「格安SIMは、通話料も含めて割安にすることで普及が進む」と指摘。30回という通話回数は日本での標準的な利用頻度といい、通話量を含めると競合他社よりも低料金なプランになるとした(写真1)。

 今回のプランに合わせて投入する新端末も発表した。日本で大手通信事業者からの販売がなくなっていたカナダRIM(リサーチインモーション)の「BlackBerry Classic」のストレージ容量16Gバイト、SIMロックフリー版を、税別4万9800円で17日から販売する(写真2)。

 同社は海外など独自ルートで仕入れた端末の販売で強みを持つ。2015年4月には独自ルートでSIMロックフリー版のiPhone 6/iPhone 6 plusを発売した。今回のBlackBerry ClassicはRIMの香港支社との交渉により、日本の技術基準適合証明に合格した端末の国内販売を実現させたという。

 BlackBerryのほかには、海外向けXperia Z3シリーズなどを取り扱うと発表した。また、既に取り扱っているiPhoneシリーズでは販売キャンペーンも実施し、iPhone 6を5万9800円から、iPhone 6 Plusを6万9800円からの価格帯で、それぞれ台数1000台限定で販売すると発表した。