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 米Appleが自動運転車を開発しており、走行試験のための施設を米サンフランシスコのベイエリアに探していると、英Guardianが現地時間2015年8月14日に伝えた。

 同紙が入手したとする文書によると、Appleが検討している施設はサンフランシスコ近郊の「GoMentum Station」と呼ばれる、米海軍の基地跡にある試験場。試験エリアの面積は2100エーカー(850ヘクタール)で、舗装道路の延長は20マイル(32キロメートル)あるという。GoMentum Stationは現在コントラコスタ交通局が管理しており、一般人の立ち入りが禁止されるなど厳重な警備に守られているため、Appleのような秘密主義の企業にとっては魅力的な施設だと米CNETは伝えている。すでにMercedes-Benzやホンダがこの施設を使い自動運転車の試験走行を行っているという。

 Appleの自動車開発計画についてはかねてから報じられていた。米Wall Street Journalや英Financial Timesなどは2月中旬、Appleが「Titan」という秘密プロジェクトに取り組んでおり、第一段階としてミニバンに似た電気自動車(EV)を設計していると伝えていた(関連記事:Appleが電気自動車の秘密プロジェクト、FordやMercedesの元幹部が参加)。

 ただ、Financial Timesによると、自動車の開発は初期の段階から広い試験場が必要となることから、Appleの計画がどこまで進んでいるかは分からないという。Appleが米Googleや米Uber Technologiesのような自動運転車を開発しているのか、米Tesla MotorsのようなEVを開発しているのかといったことも今のところ不明だと、同紙は伝えている。