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 チャットネットワーク「Kik」を手がけるカナダKik Interactiveは現地時間2015年8月18日、シリーズD投資ラウンドの完了を発表し、中国Tencent Holdings(騰訊控股)から5000万ドルを調達したことを明らかにした。Kikの企業価値は10億ドルと見積もられる。

 Kikは、同社の規模を2倍に拡大するためにTencentから受けた資金を使うとしている。カナダのスタッフを増強し、引き続き米国若者層向けサービスの向上を図る。

 Kikは2009年に設立され、2010年にチャットアプリケーションをリリースした。本社をカナダのウオータールーに置き、ニューヨーク、ロサンジェルス、サンフランシスコにも拠点を構える。現在、登録ユーザーは2億4000万人にのぼり、そのうち13〜24歳が70%を占める。米国で人気が高く、「米国ティーンズの約40%がKikを使っている」という。

 一方Tencentはインスタントメッセージング(IM)サービス「Weixin( 微信)」(英語名:WeChat)を運営している。Kikの創業者で最高経営責任者(CEO)のTed Livingston氏は昨年、「Kikを西のWeChatにする」と述べたが、今回の投資により、Tencentの支援を受けて目標への道をさらに進むことができるとしている。

 なおTencentは、フォトメッセージングサービスの米Snapchatや匿名メッセージングアプリの米Whisperなどにも出資していると報じられている(英Financial Timesの情報)。

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