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 米Intelは現地時間2015年8月24日、同社の投資事業Intel Capitalを中心とした投資グループが、オープンソースのクラウドソフトウエア「OpenStack」のディストリビューションやサービスを手がける米Mirantisに1億ドルを投資すると発表した。IntelはMirantisと技術面でも協力する。

 Intelは、先ごろ発表した新たな構想「Cloud for All」のもと、Mirantisとの関係を拡大し、より多くの企業がクラウドソリューションを迅速に導入してクラウドの恩恵を享受できるようにするとしている。

 IntelのSoftware Defined Infrastructure担当ジェネラルマネージャー兼バイスプレジデントであるJonathan Donaldson氏の説明によると、IntelとMirantisは法人市場でのOpenStackの普及促進に取り組み、企業が必要とする機能をOpenStackに追加することに焦点を当てる。

 まず、従来のエンタープライズアプリケーションをデータセンターインフラの高度な管理に統合しやすくする。次いで、OpenStackをIntelプラットフォームに最適化し、性能とセキュリティを向上させる。さらに、データセンターの全リソースプールの効率化を図り、特にSDS(Software Defined Storage)とSDN(Software Defined Network)リソースプールの統合を強化する。

 OpenStackは2010年に米航空宇宙局(NASA)と米Rackspace Hostingが開発した。このところ大手IT企業によるOpenStack関連スタートアップの買収が相次いでおり、米Cisco Systemsは米Metacloudと米Piston Cloud Computingを、米IBMは米Blue Boxを、米EMCは米Cloudscalingを買収している。Intelは2013年よりMirantisへの資金提供を行っている(米New York Times米TechCrunchなどの報道)。

[発表資料(Intelのプレスリリース)]
[発表資料(Intelの公式ブログ)]