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写真1●エンバカデロ・テクノロジーズの藤井等日本法人代表
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写真2●Windows 10のユーザーインタフェースを生かしたアプリケーションを開発
写真2●Windows 10のユーザーインタフェースを生かしたアプリケーションを開発
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写真3●Windows 8上でも、Windows 10風のアプリケーションを動かせる
写真3●Windows 8上でも、Windows 10風のアプリケーションを動かせる
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写真4●製品ラインアップ
写真4●製品ラインアップ
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 エンバカデロ・テクノロジーズは2015年9月1日、複数OS向けのアプリケーション開発環境の新版「RAD Studio 10 Seattle」を発売した(写真1)。新たにWindows 10に対応。Windows 10向けのソフトウエアを開発するためのコンポーネント(ソフトウエア部品)を充実させ、Windows 10の特徴を生かしたアプリケーションを容易に開発できるようにした。

 RAD Studio 10 Seattleは、Windows/OS X/iOS/Android向けアプリケーションの開発ツール。コンポーネントを豊富にそろえ、手軽にソフトウエア開発ができるのが特徴。Object Pascal(Delphi)およびC++言語に対応する。

 新版では、Windows 10の新しいユーザーインタフェース向けのコンポーネントを拡充。ドラッグ・アンド・ドロップでコンポーネントを配置するだけで、Windows 10のGUIに沿ったアプリケーションが開発できる(写真2)。タブレットやスマートフォンなど画面サイズの異なるデバイスにも、コンポーネントの設定変更など細かな調整で対応できるという。また開発したアプリケーションは、Windows 8など旧版のWindows上で動かすことも可能(写真3)。

 ユーザーインタフェースだけでなく、「Windows 10の主要な新機能については独自にコンポーネントを用意した」(日本法人代表の藤井等氏)。Windows 10の通知機能や、他のWindows 10アプリとの情報共有機能などを、開発中のアプリケーションに手軽に組み込めるようにした。

 このほか、ツール内で利用できるメモリーサイズを増やして大規模アプリケーション開発の生産性を向上。複数ディスプレイを使った開発作業をしやすくする機能なども強化した。

 価格(税別)は、Professional版が24万円(9月29日までは21万6000円)、Enterprise版が39万6000円(同35万8000円)など(写真4)。DelphiまたはC++用の開発ツールをそれぞれ単体で購入することも可能。

 製品価格の30%の料金で、年間契約の保守サービスの提供も開始する。「iOSやAndroidは頻繁にアップデートがあるし、Windowsも今後そうなっていく。開発者には、特定バージョンの開発ツールを使い続けながら、新しいOSに対応したいというニーズがある」(藤井氏)ためだ。OSのバージョンアップに応じてRAD Studio 10 Seattleにも随時機能改良を図る予定で、保守サービスの契約者ならこれを追加料金なしで利用できるようにする。