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 BS日本(BS日テレ)は2015年9月10日に社長会見を開催した。代表取締役社長の赤座弘一氏は、9月9日からの集中豪雨時においてBS放送を継続できた理由について説明した。

 BS日テレなどの衛星基幹放送局の放送信号をBS(放送衛星)に送出するアップリンク業務は放送衛星システム(B-SAT)が手がけている。B-SATはBSに向けて番組を電波で送信する地球局について、これまでの主局(東京都渋谷区)と副局(埼玉県久喜市)に加えて、「緊急局」(千葉県君津市)を設置し2015年6月から稼働できる状態にしていた。赤座氏は、「9月9日の集中豪雨では主局と副局で電波を送信できない事態になったが、君津市の緊急局が稼働したためBSの放送信号がアップリンクされない事態を避けることができた」と述べた。

 2014年夏には、主局と副局の所在地域において同時刻に集中豪雨が発生したため、一時BSへのアップリンクができない状態となった。これを受けて赤座氏は、「このような事態がたびたび発生するとBS放送の存在にかかわりかねない」という考えから、「B-SATに強くお願いした」(赤座氏)という。「B-SATの矢橋隆社長は迅速に対応してくれた。感謝している」「ダウンリンクの段階で天候の影響を受けてBS放送を視聴できない世帯も発生したかもしれないが、少なくともアップリンクの義務は果たせた」とした。