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 中国Alibaba Group(阿里巴巴)は現地時間2015年9月29日、インドのモバイル決済サービス「Paytm」に対する戦略的出資に関して、関連会社のAnt Financial Services Group(螞蟻金融服務集団)およびPaytmの親会社であるOne97 Communicationsと合意したと発表した。

 AlibabaとAnt Financialは、共同でPaytmに出資することにより、急成長するインドのモバイルコマース市場およびデジタル金融サービス産業における事業機会の獲得を狙う。

 Ant Financialは2015年2月に初めてPaytmに出資して以降、Paytmのサービス向上などで協力しており、今回の追加出資は「インドのデジタル金融サービスに対する信頼を示すもの」としている。なおAnt Financialはオンライン決済サービス「Alipay(支付宝)」を運営している。

 Paytmは、AlibabaおよびAnt Financialから受ける資金により、インドのモバイルコマースおよび決済エコシステムの拡大と構築を図るほか、マーケティング、技術や人材確保にも利用する。

 3社は提携の内容や金額など詳細については明らかにしていないが、Ant Financialは2月の出資でPaytmの株式の25%を5億ドル以上で取得したと報じられた(米Forbesの情報)。

 また英Reutersは、AlibabaがPaytm株式取得に向けて協議していると6月に伝えており、その際、Alibabaが直接Paytmに約6億ドルを投じるとの情報を入手したという。Alibabaが取得する株式とAnt Financialが保持している株式を合わせた保有率は約40%にのぼると見られる。

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