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 光伝送装置ベンダーの米インフィネラは現地時間2015年10月6日、メトロ(都市圏)光ネットワーク向け伝送装置の新製品「DTN-X XTC-2」「同XTC-2E」を発表した。併せて同社が2015年9月に買収を発表したスウェーデン・トランスモードのパケット光ネットワーク装置の「TMシリーズ」も提供する。同社は現在、長距離光ネットワーク向けの伝送装置シリーズ「DTN-X」を提供しているが、今回の新製品を加えることで、メトロから長距離までエンドツーエンドの製品提供が可能になったとする。適用分野としてはモバイルのフロントホール/バックホール(基地局間ネットワーク)やケーブル(CATV)のトリプルプレイなどを想定している。

 今回の新製品であるXTC-2/XTC-2Eは100Gビット/秒のWDM(波長分割多重)伝送装置。XTC-2EはXTC-2に光スイッチの機能(ROADMなど)を加えた製品。いずれも最大容量は1.2Tビット/秒。リング構成やメッシュ構成のメトロネットワークを組める。2015年第4四半期に出荷する。

 このほか、長距離光ネットワーク向けの新製品として、小型(2Uサイズ)で省電力(1Gビット/秒当たり1W)の伝送装置「DTN-X XT-500」も発表した。こちらは500Gビット/秒のWDM伝送装置である。同社のIstant Bandwidthと呼ぶ機能を備え、オンデマンド(マウスクリック)で帯域を100Gビット/秒単位で変更できる。用途としてデータセンター間のポイントツーポイント接続などを想定している。2015年第4四半期に出荷する。

 なお同社のWDM伝送装置の心臓部となる独自開発の光集積回路「PIC」(Photonic Integrated Circuit)は現在、500Gビット/秒対応の第2世代品であり、1.2Tビット/秒対応の第3世代品を開発中という。