PR

 インドの大手携帯電話メーカーMicromax Informaticsが、同国の大手音楽配信サービスGaanaに出資したと複数の海外メディア(米Wall Street Journal米TechCrunchインドThe Economic Times)が、現地時間2015年10月15日までに伝えた。

 金額などの具体的な契約内容については明らかになっていないが、これにより、Micromax Informaticsは同社のスマートフォンにGaanaのアプリをプリインストールして発売する。ユーザーは、広告なしで無制限に音楽のダウンロードができるトライアルサービスを利用でき、トライアル終了後は広告付きのストリーミングサービスを利用できるという。

 The Economic Timesによると、Gaanaはインドで2000万人のアクティブユーザーを持つ同国最大の音楽配信サービス。現在は、約45言語に上る1000万曲の楽曲と、45のラジオステーションを提供している。同社は1億人のユーザー獲得を目指しているという。

 一方のMicromax Informaticsは、携帯電話(フィーチャーフォンとスマートフォン)の出荷台数で、同国最大のメーカー。英国の市場調査会社Canalysによると、昨年10~12月、同社はスマートフォンの出荷台数が韓国Samsung Electronicsを上回り、スマートフォン市場でも同国最大のメーカーとなった(関連記事:[データは語る]Samsung、インドのスマホ市場で2位に後退、同国Micromaxが初の首位)。また先ごろは中国Alibaba Group(阿里巴巴集団)などが同社に出資を提案しているとも伝えられた(関連記事:Alibabaなど、インドの携帯電話大手Micromaxに最大9.5億ドル出資か)。

 Wall Street Journalによると、スマートフォンメーカーはここ最近、サービスを強化して端末の販売促進を図っている。例えば米Appleは6月に「Apple Music」などの新サービスを開始した。Samsungも「Milk Music」などのオンラインサービスに力を入れている。中国Xiaomi(小米科技)はスマートフォンを安値で売り、オンラインサービスで収益を得ていると、同紙は伝えている(関連記事:Apple Musicの月額料金は国によってまちまち、インドではわずか1.89ドル)。