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 米AppleのTim Cook最高経営責任者(CEO)は、現地時間2015年10月19日に米Wall Street Journal主催の技術業界イベント「WSJDLive」に登壇した際、同社の定額制音楽配信サービス「Apple Music」の有料会員数が650万人に達したことを明らかにした。WSJDLiveの公式Twitterアカウントがツイートで報じた。

 Apple Musicは6月30日に開始したサービスで、月額利用料は9.99ドル、最大6人が共有できるファミリープランは月額14.99ドル(関連記事:「Apple Music」がスタート、日本では月額980円、3カ月無料)。最初の3カ月は無料トライアル期間のため、サービス開始直後に登録したユーザーは9月末に無料期間が終了している。

 Cook CEOによると、現在Apple Musicのユーザー総数は、トライアル期間中の850万人を合わせると、1500万人にのぼる。

 8月初めに同社インターネットソフトウエア/サービス部門担当上級バイスプレジデントのEddy Cue氏が明かした開始約1カ月後のトライアルユーザー数は1100万人だったので(関連記事:Apple Musicの利用者数が1100万人に、担当幹部が米紙に明かす)、有料に切り替わってもApple Musicを使い続けている割合は約60%となる。

 Cook CEOはApple Musicに関して「人々は、人間によるキュレーションをたいへん気に入っている」と述べ、アルゴリズムによってお勧めプレイリストを提供する「Spotify」との違いを強調した(WSJDLiveライブブログ)。

 Spotifyが6月に発表したユーザー数は、有料会員が2000万人、広告付きの無料会員は5500万人という(米New York Timesの報道)。

 そのほか、同イベントでCook CEOは、新しい「Apple TV」を10月26日にリリースすることを明らかにした(米Mashableの報道)。

 「Apple Watch」の販売台数について聞かれると、「競争的情報なので数字は発表しない」と答えた(WSJDLiveライブブログ)。

 噂の電気自動車開発プロジェクト(通称「Apple Car」)に関しては明言を避け、「ソフトウエアは将来の車においてますます重要な部品となり、自律運転の重要性はよりいっそう高まる。自動車業界は激変を迎えようとしている」と述べた(WSJDLiveライブブログ)。