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 米Twitterは現地時間2015年10月27日、同年第3四半期(2015年7〜9月)の決算を発表した。Jack Dorsey氏が正式に最高経営責任者(CEO)に就任(関連記事)して以来、初の四半期決算となる。

 売上高は前年同期比58%増の5億6900万ドルで従来見通しを上回った。同社は7月時点で第3四半期の売上高を5億4500万〜5億6000万ドルの範囲と予測していた(関連記事)。

 会計原則(GAAP)ベースの純損失は1億3200万ドル(希薄化後1株当たり損失は0.20ドル)で、前年同期の1億7500万ドル(同0.29ドル)から赤字を縮小した。株式報酬費用など特別項目を除いた非GAAPベースの場合、純利益6700万ドル(希薄化後1株当たり利益は0.10ドル)となる。

 売上高の内訳は、広告収入が前年同期比60%増の5億1300万ドルで、そのうち86%をモバイル広告が占めた。データライセンシング収入は同37%増の5600万ドルだった。

 地域別では、米国の売上高が前年同期比54%増の3億7000万ドル、米国外の売上高が同65%増の1億9900万ドルだった。

 平均月間アクティブユーザー(MAU)は3億2000万人で、前年同期から11%増加し、前期をわずかに1%上回った。モバイルからのアクセスがMAU全体に占める割合は約80%だった。アナリストらはMAUを3億2400万人と予測していた(英Reutersの報道)。

 Webやアプリケーションを使わずモバイルメッセージングサービスからアクセスする「SMS Fast Followers」を除いた場合のMAUは3億700万人で、前年同期と比べ8%増加、前期からほぼ横ばいとなる。

 Twitterは今後の見通しとして、2015年第4四半期(2015年10〜12月)の売上高を6億9500万〜7億1000万ドルの範囲と予測した。

 米Forbesによると、アナリストの予測平均は、第3四半期の売上高が5億5900万ドル、特別項目を除いた1株当たり利益が0.05ドルだった。第4四半期の売上高見通しについては、7億4000万ドルを予測していた。

 売上高と特別項目を除く1株当たり利益は市場予測を上回ったものの、MAUの伸び悩みと弱気な見通しから、Twitterの株価は時間外取引で13%下落した(米New York Times)。

[発表資料(PDF文書)]