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 米GoogleはWebアプリケーションの利用に特化したパソコンOS「Chrome OS」をモバイルOS「Android」に統合する計画だと、米Wall Street Journal(閲覧には有料登録が必要)が現地時間2015年10月29日に報じた。

 Wall Street Journalが複数の関係者から得た情報によると、Googleのエンジニアは約2年間、両OSの統合に取り組んでいるという。1つにまとめた新OSを2017年に正式発表する計画だが、来年、早期版を披露する見通し。

 Chrome OSが統合された新しいAndroidはパソコンでも稼働し、パソコンで「Google Play」のアプリケーションが使えるようになる。現在Chrome OSをベースにしているノートパソコン「Chromebook」は名称が変わることになる。

 現Google最高経営責任者(CEO)のSundar Pichai氏は、2013年3月の人事異動でChromeおよびApps担当責任者とAndroid担当責任者を兼務することになり、その際、両OSが統合されるのではないかとの噂が持ち上がった。当時Pichai氏は両OSの統合を否定したが、昨年、両OSの責任者にHiroshi Lockheimer氏を任命している(米Engadget)。

 米The Vergeも独自にOS統合の情報を確認し、2016年の「Google I/O」でデモが行われる可能性を報じている。同メディアは、Googleが9月に発表したタブレット端末「Pixel C」も、OS統合を示す兆候の1つではないかと指摘している。Pixel CはChromebookの上位ブランドである「Pixel」を冠しているが、OSにAndroidを採用している(関連記事)。