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 中国Lenovo Group(聯想集団)は現地時間2015年11月12日、2016会計年度第2四半期(2015年7~9月)の決算を発表した。総売上高は121億5000万ドルで、前年同期比16%増加した。純損失は7億1400万ドル(希薄化後1株当たり純損失は6.43ドル)で、前年同期の純利益2億6200万ドル(希薄化後1株当たり純利益2.49ドル)から赤字に転落した。

 米メディアの報道(Bloomberg)によると、アナリストらは売上高を118億ドル、純損失を8億300万ドルと予測していた。

 当期はリストラ関連費用5億9900万ドルとスマートフォンの在庫処分費用3億2400万ドルを計上した。同社は、リストラ策が成功裏に遂行され、年間13億5000万ドルのコスト削減という目標に向けて順調に進んでいると説明した。

 事業別の業績を見ると、パソコンとWindowsタブレット端末を手がけるPC Group(PCG)部門は、売上高が81億ドルで、前年同期と比べ17%減少した。不調の主な要因として、同社は為替の影響を挙げている。パソコン出荷台数は1500万台で同4.5%減少したが、世界市場でシェア21.2%を獲得し、10四半期連続で首位を維持した。

 Motorola事業と、Lenovoブランドのスマートフォン、Androidタブレット端末、スマートTVを含むMobile Business Group(MBG)部門は、売上高が27億ドルで、前年同期比104%急伸した。Motorola事業がこのうち14億ドルを売り上げた。スマートフォンの出荷台数は1880万台で、同11%増加。タブレット端末は1%未満の伸びにとどまった。

 IBMから獲得した「System x」サーバーや、ストレージ、ソフトウエアおよびサービスを含むEnterprise Business Group(EBG)部門は、売上高が12億ドルで、前年同期の5.5倍に拡大。System xが9億ドルの売上で貢献した。EBG部門は年間売上高50億ドルの目標を掲げている。

 地域別の売上高は、中国が前年同期比12%減の33億ドル。パソコンは安定したシェアを維持したものの、激しい競争にさらされているモバイルが不調だった。

 アジア太平洋地域の売上高は20億ドル。スマートフォンの出荷台数は前年同期と比べ135%増加し、中でもインドが好調だった。

 EMEA(欧州/中東/アフリカ)の売上高は前年同期比6%増の32億ドルで、スマートフォンの出荷台数が同101.8%増加した。米大陸の売上高は同70%増の37億ドルで、MotorolaおよびSystem x事業がけん引した。

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