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 米Facebookは現地時間2015年12月3日、出版社がFacebook向けに記事を作成して配信できるサービス「Instant Articles」をアジアに拡大したと発表した。

 Instant Articlesに参加する出版社は、インタラクティブなコンテンツを盛り込んだニュース記事を作成して、Facebookのニュースフィードで公開できる。Facebookユーザーは、記事ソースであるニュースサイトにわざわざ移動しなくても、Facebookアプリケーション上で記事全文を閲覧できる(関連記事:Facebook、出版社向けニュース配信サービス「Instant Articles」開始)。Instant Articlesは5月にiPhone向けアプリケーションでテスト運用を開始し、現在は全iPhoneユーザーに向けて提供している。Android向けには限定ベータテストを行っており、年内に正式リリースする予定。

 通常、Facebookのニュースフィード上の記事リンクからWebブラウザーで記事全文を開くと平均8秒かり、Facebookのコンテンツとしてこれはもっとも遅い。Instant Articlesではこれを10分の1に縮める高速閲覧体験を提供するとしている。

 Instant Articlesに対応した記事は、稲妻アイコンが表示される。記事の広告枠は、出版社が販売して広告収入のすべてを受け取れる。Facebookの広告ネットワークを利用することも可能で、その場合は広告収入の一部をFacebookに支払う。

 アジアではすでに中国CCTV News(中国中央電視台英語新聞報道)、香港のMing Pao Daily News(民報新聞網)、韓国SBS News、インドのHindustan TimesやIndia TodayといったメディアがInstant Articles対応記事の配信を始めている。また、中国China Daily(中国日報)や香港South China Morning Post(南華早報)などもサポートを表明しており、アジアの50以上のメディアがこれまでに提携を結んでいるという。

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