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 2015年第3四半期(7~9月)における世界のウエアラブル端末出荷台数は2100万台となったとの調査結果を、米IDCが同年2015年12月3日までにまとめた。前年同期からほぼ3倍(197.6%増)となった。初期段階であるウエアラブル端末市場は上位メーカー間の激しい競争をもたらす中、中国のメーカーが市場成長の勢いを好機ととらえ、シェア拡大を狙っているという。

 出荷台数をメーカー別に見ると、米Fitbitが470万台で首位となり、これに米Appleが390万台で続いた。3位以降は、中国Xiaomi(小米科技)の370万台、米Garminの90万台、中国BBK Electronics(広東歩歩高電子)傘下、XTC(小天才)の70万台。

 首位のFitbitの出荷台数は前年同期から101.7%増えた。同社の出荷台数は引き続き、アジア太平洋地域とEMEA(欧州/中東/アフリカ)で伸びた。ただし市場シェアは前年同期の32.8%から22.2%に低下している。

 「Apple Watch」を4月に出荷したAppleの出荷台数は、前の四半期から若干増えた。IDCによると、Apple Watchは廉価モデルである「Sport」がエンドユーザーの間で人気を博している。同社はこのシリーズに「ゴールド」と「ローズゴールド」のカラーを追加して、顧客の要望に応えた(関連記事:Apple、「Apple Watch」のコレクションを拡大、エルメスとのコラボなど)。

 5位のXTC(小天才)が手がけているウエアラブル端末は、子ども向け電話機能付き腕時計「Y01」の1機種のみで、中国市場だけでこの製品を販売している。ただ出荷台数は10万台の差で韓国Samsung Electronicsの全出荷台数を上回った。

 「中国は最も成長が早い市場であり、多くの企業が価格や機能の異なる製品を投入し、競い合っている。中国企業が今後シェアを拡大するためには、同国以外の市場で事業展開を拡大する必要があるだろう」とIDCは指摘している。

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