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 韓国Samsung Electronicsは現地時間2015年12月9日、自動車部品関連部門の新設を含む組織再編計画を発表した。先行き不透明感が広がる中で、将来に向けた成長事業に取り組むとしている。

 新たな自動車部品部門は、当初は車載インフォテインメントや自動運転技術に焦点を当てる。モバイル部門、家電部門、半導体関連部門の主要3部門からは独立した組織とし、責任者のJonghwan Park執行バイスプレジデントはOh-Hyun Kwon共同最高経営責任者(CEO)兼副会長の直属となる。

 同社は先週、2009年からモバイル部門トップを務めてきたJong-Kyun Shin氏を外す幹部人事を発表している(関連記事:Samsungが幹部人事異動を発表、モバイル部門トップが交代)。Shin氏はモバイル部門責任者としてとどまるが日常業務から離れ、後継としてDong-jin Koh氏がモバイル通信事業担当プレジデントに就任する。

 スマートフォン事業が苦戦する中、同社は新たな収益源が必要となっている。投資家やアナリストはSamsungに対して、同社の強みである半導体とディスプレイ技術を生かし、高度技術の導入が進む自動車産業の需要に対応するよう圧力を強めている。一方で、Samsungのスマートフォン事業は今年、2年連続の減益になると見られている(英Reutersの報道)。

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