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 韓国Samsung Electronicsが次に市場投入するスマートフォンの旗艦モデルは、iPhone 6sの3D Touchと同様の、画面タッチ圧力を感知するディスプレイが備わると、米Wall Street Journal(閲覧には有料登録が必要)が現地時間2015年12月14日に報じた。

 事情に詳しい関係者の話によると、この新モデルは「Galaxy S7」と呼ばれ、前モデル同様に曲面ディスプレイを搭載する「Galaxy S7 edge」も用意される。Samsungはこれらを、2月下旬にスペイン・バルセロナで開催されるモバイル関連の国際イベント「Mobile World Congress」に合わせて発表し、米国では3月半ばに発売する予定という。

 Galaxy S7シリーズはこのほか、高速充電ポート、低光量写真に最適化されたカメラ機能も備わる見通し。またSamsungは特定のモデルに網膜スキャナーを搭載することも検討しているとWall Street Journalは伝えている。

 これらの新モデルで、モバイル事業のトップに就任したDong-jin Koh(高東真)氏の実力が試されることになると同紙は伝えている。Samsungの人事については先ごろ、長年モバイル事業のトップを務めてきたJong-Kyun Shin(申宗均)氏が日常業務から外れ、これまでモバイルOS「Tizen」やモバイル決済「Samsung Pay」の開発を指揮してきたKoh氏がモバイル通信事業プレジデントに就任すると伝えられた(関連記事:Samsungが幹部人事異動を発表、モバイル部門トップが交代)。

 Wall Street Journalによると、Koh氏は今後、モバイル関連の研究開発、商品企画、設計、製造、販売/マーケティングを監督する。今年4月に発売した「Galaxy S6」と「Galaxy S6 Edge」は需要の見誤りから、S6が在庫余剰、S6 Edgeが在庫不足に陥った。結果として同社のモバイル事業の利益は2年連続で前年実績を下回った、Koh氏にとってGalaxy S7シリーズを成功させることは重要だとWall Street Journalは指摘している。