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 米Oracleは現地時間2015年12月16日、2016会計年度第2四半期(2015年9~11月)の決算を発表した。会計原則(GAAP)ベースの総売上高は89億9300万ドルで、前年同期と比べ6%減少した。クラウド事業は引き続き好調だが、クラウド以外のすべての事業で売上が落ち込んだ。同社はドル高による影響を強く受けたと述べている。

 GAAPベースの純利益は21億9700万ドルで前年同期比12%減少、希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.51ドルで同8%縮小した。営業利益は同17%減の29億5500万ドルだった。

 非GAAPベースの場合、純利益は前年同期比12%減の27億3500万ドル、EPSは同8%減の0.63ドル、営業利益は同15%減の37億2300万ドルとなる。

 売上高はアナリストが予測した90億6000万ドルに届かなかったが、非GAAPベースのEPSはアナリスト予測の0.60ドルを上回った(米Forbesの報道)。

 事業別の売上高を見ると、ソフトウエアおよびクラウド事業は合計70億900万ドルで前年同期と比べ4%減少した。内訳は、ソフトウエア事業が同7%減の63億6000万ドルで、新規ライセンスは同18%減、ライセンス更新および製品サポートは同2%減だった。一方、クラウドサービスは6億4900万ドルで同26%成長し、IaaSは同7%増、SaaSおよびPaaSは同34%急伸した。

 ハードウエア事業の売上高は前年同期比16%減の11億2300万ドル。システム製品の収入は同20%低下し、システムサポートによる収入は同11%減少した。サービス事業の売上高は同8%減の8億6100万ドルだった。

 OracleのMark Hurd共同最高経営責任者(CEO)は「クラウド事業が強い成長を見せた四半期だった」と述べ、Safra Catz共同CEOは中でもSaaSおよびPaaSの急成長を強調した。為替の影響を除いた場合、SaaSとPaaSを合わせた収入は前年同期から39%増加し、第3四半期(2015年12月~2016年2月)には約50%、第4四半期(2016年3~5月)には約60%の成長率を期待している。

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