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 日本ヒューレット・パッカードは2015年12月17日、PCサーバーのラインアップを拡充し、中小企業に向いたエントリーレベルのPCサーバー2機種の販売を開始した。ラックマウント型の「HPE ProLiant DL20 Gen9」(税別で13万4000円から、写真)と、タワー型の「HPE ProLiant ML30 Gen9」(同15万6000円から)である。いずれも1ソケット構成。他のHPE ProLiantシリーズと同様、3年間のサポートが付く。

写真●HPE ProLiant DL20 Gen9の外観(提供:日本ヒューレット・パッカード)
写真●HPE ProLiant DL20 Gen9の外観(提供:日本ヒューレット・パッカード)
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 DL20とML30は、エントリーレベルのPCサーバー群「10シリーズ」に追加した新機種である(関連記事:日本HP、初期費用を抑えたラックサーバー「10シリーズ」を新設)。CPUが1個までしか搭載できないなど、10シリーズの中でも最もエントリーに位置する。一方で、サポート期間は3年間とHPE ProLiantとしては標準的であり、サポート期間を1年間に抑えて低価格化を追求した既存の10シリーズ(DL60、DL80、ML10v2)よりも長い。

 DL20とML30の主な違いはこうだ。DL20は、1Uラックマウント型で1ソケット構成のPCサーバー。奥行きは、38センチメートルとコンパクトに抑えている。一方のML30は、タワー型で1ソケット構成のPCサーバー。タワー型とすることで、ラックマウント型のDL20よりもドライブ台数やグラフィックカードなどの拡張性を高めている。

 搭載できるドライブ数は、DL20の場合、2.5型×4個または3.5型×2個。最大容量は16Tバイト。ML30のドライブ数はDL20の2倍に当たり、2.5型×8個または3.5型×4個。最大容量は32Tバイト。CPUとメモリーはDL20/ML30で共通。CPUは、Xeon E3-1200 v5、Pentium、Core i3のいずれかを1基搭載。メモリースロットは4個で、メモリー容量は最大64Gバイト。

 10シリーズの既存機種は3機種あり、以下の通り。ラックマウント型の既存機種には、DL60(2ソケット、21万7000円)と、DL80(2ソケット、28万2000円)の2機種がある。いずれも、新機種のDL20から見て上位機種に当たる。タワー型の既存機種には、ML10 v2(1ソケット、6万7000円)の1機種がある。こちらは新機種のML30よりも下位機種に当たる。