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 米FacebookのMark Zuckerberg最高経営責任者(CEO)は現地時間2016年1月3日、恒例となっている「今年の個人的な挑戦」として、「日常生活や仕事の助けになる人工知能(AI)を構築する」と発表した。

 Zuckerberg氏が自身のFacebookアカウントのタイムラインに投稿した記事によると、人気映画「Iron Man(アイアンマン)」に登場するAIの執事「J.A.R.V.I.S.(ジャービス)」のような「単純なAI」を作るつもりだという。

 まず、すでに使われているAI技術を研究することから始め、自分の声をAIに学習させ、音楽再生や照明および室温の調整など自宅内のすべてを制御できるようにする。尋ねてきた友人の顔を認識して玄関を開けたり、娘の部屋で何かあれば知らせたりといった判断も下せるようにする。仕事面では、サービスの向上と経営の効率化に役立てるための仮想現実(VR)でのデータ視覚化といった活用を考えている。

 Zuckerberg氏は、メッセージングアプリケーション「Messenger」にAIベースのパーソナルアシスタント機能「M」を昨年夏より試験的に組み込むなど(関連記事:Facebook、パーソナルアシスタント「M」を限定テストへ)、Facebookとして取り組んでいる技術プロジェクトに複数言及した上で、「自分のためにコーディングすることは、面白い知的挑戦になるはずだ」と述べた。

 ちなみに同氏の2015年の挑戦は「2週間ごとに1冊新しい本を読む」だった(関連記事:FacebookのZuckerberg CEO、今年の挑戦は「読書」)。そのほか、近年では「中国語を勉強する」や「毎日新しい人に会う」などを掲げている。

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