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 中国Huawei Technologies(華為技術)は2016年1月5日(現地時間)、スマートフォン事業を手がける同社のコンシューマー・ビジネス・グループの2015年における売上高が200億米ドルを超え、前年比でほぼ70%増加したと発表した。同社は2015年の1年間で1億800万台のスマートフォンを出荷しており、こちらは同44%増えた。中国のスマートフォン市場で最大のシェアを維持したほか、欧州などの世界市場で高いシェアを得たことが寄与したという。

 米Wall Street Journalによると、コンシューマー・ビジネス・グループを統括するRichard Yu氏は社員に宛てた年頭の書簡で、「し烈な市場競争に直面する中、大半の携帯電話メーカーは今後3~5年で消えていくだろう」とし、「Huaweiの消費者向け事業はその競争で生き残る2~3社のメーカーの1つになる」と述べたという。

 ルーターやスイッチといった通信ネットワーク機器を手がけるHuaweiは、そのスマートフォン事業が急速に成長していると、Wall Street Journalは伝えている。同紙が引用した米IDCの調査によると、昨年7~9月期におけるHuaweiのスマートフォン出荷台数は2650万台で、前年同期に比べ60.9%増加した。同四半期におけるHuaweiの世界市場シェアは7.5%で、韓国Samsung Electronicsの23.8%、米Appleの13.5%に次ぐ3位となった(関連記事:[データは語る]2015年Q3の世界スマホ市場、出荷台数が過去2番目に多い3.55億台に)。

 Huaweiによると、同社は西欧の高価格帯スマートフォン市場でシェアを伸ばしている。2015年は、スペイン、ベルギー、スイス、ポルトガルなどの国々で上位3位に入った。それを支えたのが技術革新や研究開発への投資だという。「当社は中国、ドイツ、スウェーデン、ロシア、インドなどに合計16の研究所を持っており、一昨年は年間売上高の14.2%を研究開発に投じた」と同社は説明している。

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