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 Arcserve Japanは2016年1月12日、業務サーバー10台程度の中規模環境に向いたバックアップアプライアンス「Arcserve Unified Data Protection 7300 Appliance」(写真)を発表、同日販売を開始した。2月初旬に出荷する。バックアップソフト「Arcserve Unified Data Protection」(Arcserve UDP)を、1Uラックマウント型PCサーバーにプリインストールした製品である。価格(税別)は340万円で、バックアップ容量は12Tバイト。

写真●Arcserve Unified Data Protection 7300 Applianceの外観
写真●Arcserve Unified Data Protection 7300 Applianceの外観
(出所:Arcserve Japan提供)
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 Arcserve UDPは、OSを含めてシステムイメージを丸ごとブロックレベルでバックアップするイメージバックアップソフト(関連記事:Arcserve Japan、バックアップソフト新版を12月発売)。前回からの差分だけを転送する増分バックアップ機能や、バックアップ対象サーバー側でのデータ重複排除など、バックアップ時間を短縮する機能に注力している。

 ソフトウエアのArcserve UDPと、今回発表したアプライアンスは、それぞれ得意としているシステムの規模が異なる。ソフトウエア版は、物理サーバー数台(データ量は数Tバイト)程度の小規模環境においてコストメリットが大きい。バックアップ対象の規模に応じて、物理サーバー1台ごとのライセンスやCPUソケットごとのライセンスなど、必要最小限のライセンスで運用できるからである。

 一方でアプライアンスは、物理/仮想の混在環境や、データ量が数10Tバイト程度の中規模環境においてコストメリットが大きい。ライセンスはバックアップ対象サーバーの台数や規模に関係なく一定で、アプライアンスのハードウエアが許す限り、何台でもバックアップできる。ハードウエアは、物理サーバー換算で10台(データ量は10Tバイト程度)ほどの規模を想定している。

 アプライアンスのハードウエアの仕様は、以下の通り。CPUは6コアで、メモリーは32Gバイト。バックアップ容量は12Tバイト(4Tバイトのディスク×4台をRAID 5構成で使用)。ハードディスクとは別に、重複排除機能の重複チェックに使うハッシュ値を記録/参照する用途で240GバイトのSSDを積む。アプライアンスは増設が可能で、12Tバイトを超えるバックアップ領域を単一の管理コンソールで管理できる。