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 米Facebook傘下のメッセージングアプリケーション「WhatsApp」は、現地時間2016年1月18日、サブスクリプション料を撤廃すると発表した。

 WhatsAppは現在、利用1年目を無料とし、2年目以降、年間0.99ドルのサブスクリプション料を課金する方式をとっている。個人情報を取得せず広告を表示しないビジネスモデルが受け入れられて急速にユーザー数を伸ばし、昨年9月には月間アクティブユーザー(MAU)数が9億人を超えた(関連記事:Facebook傘下のWhatsApp MAU9億人突破)。

 WhatsAppは無料化を決定した理由について、「WhatsAppが拡大するにつれ、サブスクリプション方式がうまく機能していないことに気づいた」と述べ、「多くのWhatsAppユーザーがデビットカードやクレジットカードを持たず、無料期間後に友達や家族とやりとりできなくなることを懸念している」と説明した。

 WhatsAppは今後数週間かけて、サブスクリプション料廃止を完了する。

 またWhatsAppは、無料化後の運営を賄うために、サードパーティーの広告を導入する可能性を否定した。代わりに、ユーザーが情報を欲する企業や組織とやりとりするためのツールを提供する計画を明らかにした。例えば、最近の支払い明細について銀行に確認したり、フライトの遅延について航空会社に問い合わせたりしたい場合に利用できるという。新たなツールは年内にテストを開始する。

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