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 オークション/ショッピングサイトの商品価格情報を提供するオークファンは2016年1月20日、流通業や製造業の在庫流動化支援事業を展開するリバリューの買収を決めた。ドリームインキュベータが保有する全株式を取得して子会社化する。買収価格は非公開。リバリューは独自の価格データベースを基にした在庫の資産価値算出技術を持っており、オークファンは今後、企業在庫を担保にした融資事業にも乗り出す。

 リバリューは2010年7月にドリームインキュベータの子会社として設立。企業の財務悪化の原因となる余剰在庫や返品商品などを適正価格で流動化させるアセットリクイデーション(資産流動化)事業を展開してきた。企業の在庫処分や買い取り、検品代行、返品受付センター代行、在庫評価に加え、特価品の仕入れ・卸サイトの「リバリューBtoBモール」や商品相場や売れ行き予測サービス「トレンドナビ」も運営している。

 リバリューの買収を決めたオークファンは2015年5月にディー・エヌ・エーからBtoBのECモール事業を取得(関連記事:オークファン、DeNAからBtoBモール事業を12.5億円で取得)。「NETSEA」ブランドでBtoBモール事業を拡大中だ。オークファンはリバリューの買収により、サプライヤーに対して新品商品はNETSEA、返品や余剰在庫はリバリューBtoBモールというプラットフォームの使い分けを提示可能になる。

 一方、オークファンはオークション/ショッピングサイトの商品価格情報を提供する「aucfan.com」でBtoC、CtoCの価格データ、およびビッグデータ解析技術を持っており、こうしたデータをトレンドナビに反映させることで、企業が保有する在庫の適正な価格算定の精度向上を図る。今後、在庫の資産価値を基にした独自の与信枠を設定し、動産担保融資(Asset Based Lending)事業を開始する予定だ。