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 Mozilla Japanは2016年1月27日、国内のインターネット利用者を対象に実施したオンラインプライバシーに関するアンケート調査結果を発表した。普段の生活やインターネット利用時にプライバシーを気にする人は7割を超える一方で、具体的な各場面では「気になるが対策を行っていない」人がどの項目でも3~4割いることが分かった。

 調査結果によると、普段の生活全体でプライバシーを気にする人は、「とても気にしている」と「少し気にしている」の合計は72.3%。インターネット利用時のプライバシーについては、合計77.6%と、インターネット利用時の方が若干高かった。

 具体的な各場面については、「自分の対策に自信がある」「気になるので対策している」という回答が多かったのは「パソコンやスマホのウイルス対策」(合計60.1%)、「クレジットカード番号や銀行の暗証番号をインターネット上で入力する際のプライバシー対策」(合計58.6%)で、ウイルス対策や金融情報の入力については認知や対策が進んでいることが分かった。

 その一方で「気にしていない」「わからない」の合計が多かったのは、「ソーシャルサービス(FacebookやTwitterなど)のプライバシーについての個人設定の変更」(合計23.0%)、「家族や他人と共有のパソコンやタブレットを使う場合の自分のデータのプライバシー対策」(20.7%)、「アプリのインストールやオンラインサービスへ登録する際のプライバシー情報」(16.5%)だった。

 特に「わからない」と回答した人が最も多かったのはSNSの個人設定に関する対策で12.2%を占めた。これらのプライバシー対策に対する意識が低めなのは「プライバシー対策を取らない場合の影響」をイメージしにくいためと分析している。

 このほかにも、Webブラウザーのプライベートブラウジング機能についての認知度は23.1%。Webサイトのオンライントラッキングを認知していた人(33.9%)のうち「トラッキングの保護機能」を使ったことがある人は22.2%に留まり、Webブラウザーのプライバシー対策機能が十分活用されていないことが伺えた。

 外部機関によるインターネット調査。調査対象は10代~60代以上の男女合計1236名。調査期間は1月14日~17日。1月28日のデータプライバシーデー(Data Privacy Day)に向けて調査結果を公表した。

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