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 米国の非営利団体Internet Archiveが運営するWebおよびマルチメディア資料のアーカイブサイト内に、過去のマルウエアを観察できる「Malware Museum」が現地時間2016年2月5日に開設された。

 Malware Museumは、フィンランドF-SecureのMikko Hypponen最高研究責任者(CRO)が設置したもので、1980年代から1990年代に流行したコンピュータウイルスなどのマルウエアを展示する。訪問者は、エミュレーターを使用してウイルスプログラムをブラウザー上で実行できる。

 当時のウイルスは、コンピュータに感染したことを示すのにアニメーションやメッセージを使うことが多かった。Hypponen氏は「Malware Museumで数十年前のウイルス感染を安全な環境で体験できる」と述べている。

 Malware Museumの展示ウイルスは有害なコードを取り除いてあるため、訪問者はこれらウイルスをダウンロードして視覚的な感染動作を眺めることができる(米The Vergeの情報)。Malware Museum開設に協力したアーキビストのJason Scott氏は、オンラインニュースサイト「Business Insider」の取材に対し、「アートを見るようだ」と述べたという。

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