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 東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は2016年2月17日、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のクラウドを活用し、IoT(Internet of Things)関連のサービスの提供を始めると発表した。第一弾として設備管理向けサービスを数カ月以内に提供する。

 B-EN-Gは「つながる工場を目指してグローバルで利用できるIoTプラットフォームの構築を支援する。当社の顧客には製造業が多く、非常に顧客からの問い合わせも多い分野だ」(新商品企画本部の志村健二副本部長)としている。

 設備管理向けのほかに、設備の稼働率向上の支援や、工場だけでなく取引先のデータを活用した販売価格立案の支援、自社在庫を顧客企業の倉庫に置いて必要な分を販売するVMI(ベンダー・マネージド・インベントリー)の実現の支援といった分野でのサービス提供を予定している。

 「製造業の顧客企業のIoTへの期待は高いが、システムの構築費用や投資対効果が見えずに悩んでいる企業は多い」と志村副本部長は話す。「クラウドでIoT関連のサービスを提供することで、プロトタイプのシステムを数カ月導入して効果を見るといった使い方ができるようになり、需要は多いだろう」(志村副本部長)という。

 B-EN-GはIoT領域のほかにも、AWSを活用したシステム構築の支援を拡大する。AWSのパートナー会「AWS Partner Network(APN)」に「テクノロジーパートナー スタンダード」として加入。2016年1月22日にはAWSを活用して、製薬業界や医療機器業界でシステムを活用する際に必要な規制である「コンピュータ化システムバリデーション」に対応するための参照文書を、B-EN-Gを含めた5社で公表した(関連記事:SIベンダー5社が製薬会社向けのクラウド利用リファレンスを共同で作成)。

 今後は食品業界向けに、複数工場のMES(製造実行システム)と生産管理システムの連携を支援するサービスや、海外に進出する飲食や小売業向けにPOSシステム、店舗システムと会計システムを連携するサービスを提供する計画だ。