PR
写真●EMC ECSアプライアンス2.2の外観
写真●EMC ECSアプライアンス2.2の外観
(出所:EMCジャパン)
[画像のクリックで拡大表示]

 EMCジャパンは2016年3月1日、ストレージソフトと汎用PCサーバーを組み合わせた、低価格を売りにしたストレージアプライアンス製品「EMC Elastic Cloud Storage Appliance」(ECS Appliance)について、新版の「EMC ECSアプライアンス2.2」(写真)を発表した。新版では、ファイル共有プロトコルであるNFSでアクセスできるようにするなどいくつかの機能を追加したほか、新たにソフトウエア単体でも販売する。

 ECSは、ローカルディスクを搭載した汎用PCサーバーを複数台束ね、これをファイル格納用の外部ストレージとして利用できるようにした製品である(関連記事:EMCが仮想ストレージソフト「ScaleIO」を出荷、ScaleIO採用の低価格ストレージも準備)。あらかじめハードウエア一式を含んだアプライアンス製品として販売する。分散型のストレージソフトの機能を要素技術として利用しつつ、さらにこの上でマルチプロトコルでファイルにアクセスできるようにしている。

 新版では、ファイルへのアクセス方法を増やした。従来はオブジェクトストレージ(Web APIでアクセス)とHDFS(Hadoop Distributed File System)の2種類が利用できたが、新版では新たにNFSでもアクセスできるようにした。これにより、より広範なアプリケーションからECSにファイルを格納したり参照したりできるようになった。NFSを介して格納したファイルにWeb APIでアクセスするといった使い方もできる。

 セキュリティも強化し、データを暗号化して保存する機能を追加した。さらに今回から、ハードウエア(PCサーバーと内蔵ディスク)をともなわない、ECS Applianceのソフトウエアだけでの販売も開始した。組み合わせるPCサーバーの選択肢が増えることによって、より安価なハードウエアを選ぶなど、需要に適した構成で利用できるようになった。