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 SBIホールディングスが米R3CEV主催のブロックチェーンコンソーシアムに参画したことが本誌取材により明らかになった。2016年3月11日にR3社と契約を結んだ。インターネットをメーンチャネルとした金融機関の参加は初。今後、ブロックチェーン技術の活用を積極的に進めるとしている。

 R3のコンソーシアムには英バークレイズ銀行や米シティグループなど世界的大手金融機関が42行参画している。日本からは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)、みずほフィナンシャル・グループ(みずほFG)、三井住友銀行の3メガバンクに加え、野村ホールディングスが参加している。SBIホールディングスは国内で5社目。既にR3は2016年3月3日にシティやMUFG、みずほFGなど世界主要銀40行とブロックチェーン上で債券取引の実験を成功裏に終えたと発表している(関連記事:R3とシティ、三菱UFJ、みずほなど世界主要銀40行、ブロックチェーン上で債券取引を実験)。

 SBIホールディングスは2015年9月、傘下のSBIインベストメントを通じてブロックチェーン技術を使った独自認証システムを開発するOrbに出資したほか、2016年1月にはブロックチェーン技術を活用した次世代決済基盤「リップルコネクト」を開発する米Ripple Labsに出資し、アジア地域を事業対象とする合弁会社の設立に向けて動き始めている。欧州で事業拡大を続けるビットコイン取引所「Kraken」の運営元である米Paywardへの出資や、日本国内でビットコインの販売や買い取り、決済サービスを運営するbitFlyerへの出資も決めており、急速にブロックチェーン企業への投資を強めている。

 SBIホールディングスは、グループ企業であるSBI証券や海外送金事業を手掛けるSBIレミットなど、ブロックチェーン技術と相性の良い事業を中心に今後活用の検討を進める。